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平成28年10月14日産業環境委員会-10月14日-01号

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  1. 足立区議会 2016-10-14
    平成28年10月14日産業環境委員会-10月14日-01号


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    平成28年10月14日産業環境委員会-10月14日-01号平成28年10月14日産業環境委員会  午前9時57分開会 ○小泉ひろし 委員長  定刻前でございますが、皆さんお揃いですので、ただいまから産業環境委員会を開会いたします。 ○小泉ひろし 委員長  最初に、記録署名員2名を私からご指名申し上げます。  馬場委員、へんみ委員、お願いいたします。 ○小泉ひろし 委員長  次に所管事務の調査を議題といたします。  (1)ごみの減量・資源化に関する調査を単独議題といたします  何か質疑等ございますでしょうか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○小泉ひろし 委員長  次に、(2)平成28年度地方都市行政調査についてを議題といたします。  本件の最終的な決定については、前回の委員会の中で、正副委員長にご一任をいただきました。正副委員長で協議した結果、調査する都市と施策につきましては、岐阜県高山市の、自然エネルギーの利用促進について、長野県松本市の、食品ロス削減の取り組みについて、長野県諏訪市の、ものづくり事業についてに決定し、議長より委員派遣の承諾をいただき、視察地から受入れの了承もいただいております。  事務局の随行は、庶務係吉川主査調査係齋藤主任主事でございます。  なお、詳しい日程等につきましては、後日、各委員宛通知いたしますので、よろしくお願いいたします。
     また、調査終了後の調査報告書の取扱いにつきましては、正副委員長にご一任をいただきたいと思いますので、ご了承をお願いいたします。 ○小泉ひろし 委員長  続きまして、報告事項に移ります。  (1)次期足立区地域経済活性化基本計画の策定について、(2)足立区勤労福祉会館指定管理者評価委員会の評価結果について、(3)「光の祭典2016」の開催について、(4)舎人公園「春の花火」打ち上げ可否の検証結果について、以上4件は産業経済部長から報告。  (5)第三次足立区環境基本計画策定の進捗状況について、(6)平成28年度省エネ・自然エネルギー利用システム設置費等補助上半期受付状況について、以上2件は環境部長からの報告となります。  それでは、最初に産業経済部長からお願いいたします。 ◎産業経済部長 おはようございます。  それでは、産業経済部報告資料の1ページをお願いいたします。  初めに、次期足立区地域経済活性化基本計画の策定についてでございます。地域経済活性化基本計画については、平成28年度を終了年ということでございますけれども、2番に書きました現計画の計画期間の延長ということで、ただいま新基本計画等々、計画時期でございますので、それとの整合を図るということで、1年間延長して平成29年度までといたしたいというふうに思っております。  策定のスケジュールの予定につきましては、記載のとおりでございます。平成30年1月に計画策定・公表をしてまいりたいというふうに考えてございます。  その他といたしまして、現在、経済活性化基本計画の他に分野別計画として、商店街活性化プラン観光基本計画などを策定してございますけれども、これも合わせた計画にしたいというふうに考えてございます。  問題点・今後の方針でございますけれども、委員会でもいろいろとお話がございましたけれども、社会経済の動向がいろいろ変わってございますので、そういったことを踏まえて、次期計画を策定したいというふうに考えております。  次、2ページでございますけれども、足立区勤労福祉会館指定管理者評価委員会の評価結果でございます。条例に基づきまして、指定管理者の評価を行いました。  指定管理者は、エム・ワイ・カンパニーでございます。対象期間は、昨年度4月1日から3月31日まででございます。開催日時、委員構成等は記載のとおりでございます。  5番の評価資料でございますけれども、(1)から(19)までの評価資料に基づきまして評価をいたしました。  6の評価結果は、総合評価Bということで、7段階中3でございます。これは60点満点中44点ということでございます。  この7段階というのは、ちょっと進んでいただきまして、8ページにこの項目がございまして、8ページの下のところですけれども、評価得点というところで、Aプラスから、Cまであるわけですけれども、その中のBというところでございました。まだ、改善点等々ございますので、この評価に基づきまして、管理運営業務を行っていただくように努めてまいります。  次に、次ページ以降は、評価の細かい内容でございます。指定管理者自身の評価、担当課の評価、そして評価委員会の評価ということで記載させていただいております。9ページ、10ページ、11ページまでは評価の基準表でございます。  12ページでございます。  「光の祭典2016」の開催についてでございます。先だって、A-Festaも終了しましたが、次に光の祭典ということでございます。  3の開催内容でございます。期間及び点灯時間でございますけれども、本年11月26日土曜日から、12月25日日曜日までというふうに考えてございます。街路樹のほうは、例年どおり1月10日までということでございます。点灯時間は、午後5時から午後10時までということですが、元渕江公園内は午後9時まででございます。  会場は、元渕江公園東武スカイツリーライン竹ノ塚駅東口、それと、その間をつなぐ1.2㎞の街路樹でございます。  イルミネーションにつきましては、テーマ性を持たせたりということで考えてございます。事業者は、JTBコミュニケーションデザインでございます。  また、イベントの開催ということで、11月26日午後4時半から、東口の噴水広場でイベントを実施します。ステージショーにつきましては、元渕江公園のほうで、12月10日、11日に実施する予定でございます。  今年度は、昨年度、評価を実施いたしまして、テーマ性、話題性が課題だという評価をいただいたことから、元渕江公園内に足立の四季を表現するということで、13ページのほうに移っていただきまして、また、けやき通りにつきましては、ちょっと黄色味のLEDということで、シャンパンゴールドで電飾をするというようなこと。  また、元渕江公園内の8本ツリーに、ビームライト、下から電気を当てるものですけれども、そういったものを追加して、音と光が連動するような演出など、それからプロのアーティストなども呼んで、少しテーマ性、話題性をつくり上げていこうというふうに考えてございます。  また、5の連携イベントでございまして、12月17日土曜日には、イルミネーションサンアヤセ、例年どおり実施する予定でございます。会場等、変更はございません。  広報紙やホームページなどで、積極的に区内外に発信を図ってまいりたいというふうに考えてございます。  次に、14ページでございます。舎人公園の「春の花火」の打ち上げの可否の検証結果についてでございます。  本年の予算特別委員会の中でも、花火の打ち上げの可否については、もう少し検証をしていただきたいというお話を頂戴しまして、様々検証を行いました。  まず、1番でございますけれども、花火残滓のパネルへの影響調査ということで、パネルメーカー、フジプレアムでございますけれども、こちらに訪問いたしまして、そもそものパネルについての検証をいたしました。  設置されているパネルにつきましては、①に書いてございますように、熱や硫酸の化学物質に弱いというような、そういったものであるというようなこと。  ②では、検証に協力することは難しく、強化ガラスを組成している成分も公開できないというようなご回答を頂戴しました。これは現場のほうに行ってお話をしてまいりました。  次に、(2)でございますけれども、国立研究開発法人産業技術総合研究所のほうにも調査をお願いいたしまして、松永工学博士のほうから、花火の物理的、化学的な影響について、お話を伺いました。  パネルへの損失は、①に記載してありますように、硫酸が関係しているよということ、②で舎人公園内での他地区での花火打ち上げについては、至近にあるので影響を与えられることは避けられないというようなお話、また、対策としては事前養生、又は打ち上げ中の散水のいずれかであるというような、ご見解を頂戴しました。  2番でございますけれども、養生対策について、検討をいたしました。15ページに移っていただきまして、まず、ターミナル事業者との協議ということでございますけれども、事業者のほうは対策が万全でない限り賛同はできないということ。  養生に当たっては、二つの要望を主に受けてございます。一つは、構造上、重いものを載せることは想定していないので、屋根に上がっての作業は許可できないということ。また、精密機器を多数扱っている施設のため、大規模な散水は控えて欲しいということでございました。  ということで、(2)番でございますけれども、パネルをカバーするためのシートはどんなものでということでございますけれども、熱を持った残滓からの影響を防ぐと完全に防ぐということでは、防炎シートでは不足ということで、スパッタシートというものがあるということで、これは溶接作業中に用いるものだということでございますけれども、こういったものも必要であるというようなことでございます。  (3)番ですけれども、設置に当たっては、仮設の足場を組むということで、工期を概ね2カ月ぐらいかかるということでございますので、相当数の棟がございますので、それに関わる経費も多額になってくるというようなことがわかりました。  3でございますけれども、それを受けまして、花火残滓のパネルへの影響及び養生対策の観点から、今後の花火の打ち上げは、やはり無理であろうというふうに判断したところでございます。  問題点・今後の方針でございますけれども、代替のイベント、昨年は陸上競技場テニスコートなどを使って代替イベントを急遽、行いましたけれども、そうしたもので何かいいものがあるかどうか、検討してまいりたいということ。それと打ち上げの中止の周知について、近隣町会・自治会に順次説明してまいりたいというふうに考えてございます。 ◎環境部長 おはようございます。  環境部の報告説明の前に、大変申しわけございません。資料の訂正を3点、お願いしたいと思います。  1点目は、報告資料の2ページ目の件名でございます。表紙の件名と違うところがありまして、2ページのほうの件名の上段のところです。「年度上半期」となっていますが、この「年度」を取っていただいて、表紙の件名に合わせていただきたいと思います。  2点目と3点目は、別添資料の第三次環境基本計画の冊子のほうでございます。申しわけございません。9ページのほうを開けていただきまして、上段のほうの長期目標のところの○の2点目でございます。中ほどにありますが、「生物多様性が評価され、全され」となっています。これ、保全されますの「保」が抜けています。申しわけございません。「保」のほうの追記のほうをお願いいたします。  最後の3点目でございます。46ページをお開きいただきまして、(4)計画期間中に目指すべき姿の、網掛けがかかったところの最後でございます。都市機能で終わってございますが、都市機能の次に、「とが調和したまち」ということで、「都市機能とが調和したまち」といった形で追記をお願いしたいと思います。大変申しわけありませんでした。  それでは、環境部の報告資料1ページをお願いいたします。件名につきましては、第三次足立区環境基本計画策定の進捗状況についてでございます。所管部課名は記載のとおりでございます。  第二次環境基本計画、延長して今年度いっぱいでございまして、今、第三次環境基本計画の策定作業を進めているところでございます。  1番、これまでの経緯ですが、昨年の11月に諮問いたしまして、そのあと、その次の○でございます、5回にわたって環境審議会で審議をいただいております。  なお、この間、専門部会を2部会設置しまして、地球温暖化対策及び人づくり・自然環境の各専門部会で、各3回審議いたしまして、専門的な意見を環境審議会のほうに報告いただいているところでございます。  今までの審議で、意見をいただいたものをもとに計画案をまとめて、本日、午後に環境審議会が開催予定がございますので、そこで審議いただく予定でございます。  計画案の概要につきまして2番でございますが、計画編と行動編、この2編でございます。  計画編につきましては、足立区環境基本条例第8条に定める、足立区環境基本計画に該当するものでございます。  行動編につきましては、同条例第9条に定める足立区環境保全行動指針に該当するものでございます。  大変申しわけございません。別添資料のほうの冊子のほうを見ていただきたいと思います。  この本体につきましては、第3章が該当しまして、14ページ以降がその環境基本計画の内容になっていまして、まず、計画編ということで、環境基本計画のほうの説明をさせていただきます。  15ページのほうが、基本構想等の上位計画の関係でございまして、ただいま定例会で審議いただいています基本構想のほうの将来像が、「独創力でつくる 活力にあふれ 進化し続ける ひと・まち 足立」といったことを受けまして、環境基本計画上の……。       [発言する者あり] ◎環境部長 協創力でございます。大変申しわけございません。「協創力でつくる 活力にあふれ 進化し続ける ひと・まち 足立」でございます。大変申しわけありません。  その次が、環境の視点から目指す姿ということで、環境基本計画まちづくりのテーマとして基本方針、「地球にやさしいひとのまち」ということで、これは前計画を引継ぐものでございまして、その説明につきまして、その下で「かけがえのない地球環境を守るため、すべての人が自ら学び考え、実践するまち」ということで、説明を加えさせていただきます。  その下で、基本構想に倣いまして、四つの視点ということで、ひと・くらし・まち・区の立場を四つの視点で示していただきまして、この視点に基づきまして柱としては五つの柱ということで整理してございます。  柱1点目が地球温暖化エネルギー対策、柱2が循環型社会の構築、柱3が安全・安心で快適なくらしの確保、柱4が自然環境・生物多様性の保全、柱5が学びと行動のしくみづくりといったことで、この柱の下で施策等を展開するものでございます。  申しわけございません。目次のほうの表紙の裏を見ていただきまして、目次がございます。そのところの第4章の柱の説明でございますとおり、柱1につきましては、足立区地球温暖化対策の実行計画を兼ねるものといたしてございます。  柱4につきましては、足立区生物多様性地域戦略を兼ねる計画といたしてございます。  柱5につきましては、足立区環境教育等の行動計画を兼ねるものとしてございます。  4ページのほうを見ていただきたいと思いますが、先ほどの五つの柱の下の構成のイメージ図でございますが、各柱ごとに施策群を設けまして、施策群の下に複数の施策を設け、さらに、その下に各具体的な取り組みがぶら下がるといった構成になってございます。  その施策体系でございますが、申しわけございません。16ページのほうを開いていただきまして、五つの柱ごとに施策群が各1-1から5-3まで展開していまして、さらに、その施策群ごとに、この①、②と書いてございますのが施策になってございます。  さらに、その施策の下に、それぞれ重点項目を設けておりまして、それが18ページ以降でございまして、PR効果が高いとか、優先して取り組むものについて各柱ごとに重点項目を設定していまして、このような形で12テーマの重点項目を設定しているところでございます。  具体的には、その次の20ページを見ていただきたいと思います。柱1でございますが、柱ごとの現状と課題と、その次21ページでございますが、柱の次にぶら下がる施策群、施策群の下に施策がぶら下がって説明させてございます。  22ページのほうが、この柱に定めた重点項目が二つという形で、各項目を表示させていただいています。  具体的な取り組みにつきましては、23ページ以降に施策群の施策の下でひし形で黒、白の色分けしてございますが、具体的な取り組みを記載しまして、黒塗りの四角については重点項目に関するものといったところで設定させていただいてございます。  このような形で、柱1、2、3、4、5といったところで基本計画編が定めてございます。  続きまして、59ページ以降が行動編という形で、先ほど申し上げました、足立区環境保全行動指針の具体的な形での定めを行動編としておりまして、60ページにつきましては、各柱ごとに区、事業者、区民行動という形で、率先して行動すべき項目を挙げてございます。  なお、この具体的な行動につきましては、各家庭だとか具体的な状況により異なりますので、この指針を参考にして個々の事情に適した取り組みを進めていただくといった形で、今後、展開させていただきたいと考えてございます。  以上が、環境基本計画の説明になりまして、もう一度、報告資料の1ページに戻っていただきまして、問題点・今後の方針でございます。  別添資料の計画案に、きょうの産業環境委員会の皆さんのご意見と、本日、午後に開催します環境審議会の意見を反映させて、パブリックコメントの案をつくりまして、11月1日から30日までパブリックコメントを実施いたしまして、パブリックコメントに寄せられた意見をもとに12月開催予定の環境審議会で答申案をまとめ、1月に区長に答申する予定でございます。最終的には、年度内に第三次足立区環境基本計画を決定する予定でございます。  続きまして、2ページに行きまして、件名、平成28年度省エネ・自然エネルギー利用システム設置費等補助上半期受付状況でございます。所管部課名は記載のとおりでございます。それぞれの補助ごとに、ただいまの現状の状況を報告させていただきます。  1番目が、省エネ家電製品購入費補助でございます。当初、2,000件の補助を予定でございましたが、7月の段階で2,000件を超える見込みとなったため、2番目にあります太陽光発電システム設置費補助の予算がちょっと低迷して余りそうだったので、こちらのほうに回して1,000件追加ということで、予定件数3,000件にいたしました。  なお、3,000件につきましても、予定限度に達したため、9月21日で終了させていただきました。  2番目の、太陽光発電システム設置費補助につきましては、当初、200件の予定でしたが、今現在、9月末現在、55件という状況でして、そのため50件につきましては、先ほど言いましたように、省エネ家電製品購入費補助のほうに回していただいてございます。  3番目が、太陽熱利用システム設置費補助につきましては、予定件数10件でございますが、こちらも低迷していまして、1件といったところが現状でございます。  続いて、3ページ目でございます。4番目の、省エネ設備改修費補助につきましては、予定件数150件でございましたが、9月末現在で43件という状況でございます。  5番目の、家庭用燃料電池システム設置費補助につきましては、1期、2期合わせて40件の予定でございまして、1期につきましては既に募集を締切って、申請件数が56件あったものですから、8月12日に抽選で20件を決めたところでございます。2期については、ただいま募集中でございます。  6番目が、小型雨水貯留槽設置費補助につきましては、予定件数15件でございますが、上限を下回る申請が多かったということでございまして、9月末現在17件でございますが、現在も継続して受け付けているところでございます。  7番目が、施設用LED照明等設置費補助でございます。予定件数100件のところでございますが、現在88件ということで、引き続き受付をしているところでございます。  4ページのほう、8番、電気自動車等購入費補助でございます。予定件数50件のところでございますが、現在8件というところで、引き続き受付中といったところでございます。  問題点・今後の方針でございますが、太陽光発電システム施設用LED照明等、受付中の補助制度につきましては、チラシを配布する等、更に周知に努めてまいります。区のホームページ、ツイッター、SNSに随時、受付状況をお知らせしてまいる予定でございます。 ○小泉ひろし 委員長  委員長から申し上げます。  先ほど、報告資料等の訂正がございましたけれども、やはり当日訂正ですと、漏れだとか、今後この資料も使うこともありますので、十分、今後も注意、お願いしたいと思います。  質疑に入ります。何か質疑はございますか。 ◆馬場信男 委員  それでは、1点、舎人公園の春の花火打ち上げが中止の件を聞こうと思ったんですが、その前に環境部長、協創力を間違えちゃまずいと思うんだよね。  先週の基本構想特別委員会、散々議論になったんです、これは。わかりづらいと。我々でも、なじめないと。ましてや、区民にどうやって浸透させるんだという、各会派から各委員から散々出た一番、懸念していたことが、まさに、きょう出てしまったということで。  やはり、我々だから、まだいいけれども、区民の前でこれを間違ってしまった場合に、こんな難しい単語を使っているからだとなっちゃうわけですから、これに関しては我々の心配、これからも続くと思うんです。  その点について、副区長、ちょっと一言、これから気を引締める点を、改めて決意をお願いします。 ◎副区長 まことに公式の席で、部長級の職員から、そういう誤った読み方をしたということについて、本当に申しわけないと思っております。  これについては、協働から協創へということで、そういう流れの中では、更にレベルをアップをしようということでございますので、これは是非、区民の方々にもご理解いただきたいと思っております。  ちょっと長くなりますけれども、先日、民生委員の方々の前で、ご挨拶をする機会がありまして、そのときに協働を決してなくしたものではなくて、更にそれをレベルアップをして、できれば今まで行政と区民の方々で民生委員の方々と、どちらかと言うと行政側が協力をお願いしていっていたものが協働だったけれども、今度は逆に民生委員の方々から発案があって、それに行政がついていく、そういう形が協働の延長線上としての協創であるということで、少し柔らかく説明をさせていただき、なおかつ、それ以外にもあり得る、協創はいろいろ形があるんだということでお話をさせていただきました。ある程度、納得をしていただいたところなんですが、できればそういうわかりやすい言葉で、区民の方々にはお伝えしていきたいと思っております。  是非、これからも各部長、それぞれの所管の中で、区民、住民の方々とお付き合いしておりますので、その機会を見て伝えていくということを浸透させていきたいと思っております。
     申しわけございませんでした。 ◆馬場信男 委員  新しいことをスタートさせるには、様々なことがトラブル等あると思いますので、是非一つ一つクリアして、良い体制をとっていただければいいと思いますし、今回の基本構想は、協創力という言葉は、一丁目1番地の、いろはのいの字をしっかりと守っていかなければならないわけでございますので、是非、気を引締めて、我々も機会を見つけて、この言葉の浸透には努力していかなければならないなと思っているところでございます。  それでは、舎人公園の花火の件ですが、これはもう私自身、いろいろなところで議論をしてきましたので、一つ気になることだけ申し上げておこうと思います。  一番最後の、問題点・今後の方針のところに、もちろん今回の中止の件を近隣町会・自治会に順次説明していくと、これ当たり前のことなんですけれども、一番残念に思っているのは、近隣町会・自治会、住民なわけでございます。そこに説明するに当たっては、しっかりとした誠意ある説明をしないと結構デリケートな問題なのかなというふうに思います。  なぜかと言うと、散々指摘はしてきたんですけれども、今回のできないという理由ですよね。理由、この15ページの(1)、構造上、重いものを載せることは想定していないので、屋根に上がって作業は許可できないと、こういうことを言われているから中止をすると。重いものを載せることは想定していない、太陽光パネル何百枚も載っけていて、何で重いものは載せることは想定していないんだと言われたときに、どうやって答えるのかなと。  ②のほうだって、精密機器を多数扱っている施設のため、大規模な散水は控えて欲しい。精密機器を使っているかもしれないんだけれども、地元の人はトラックターミナルがどういうものか、わかっているわけです。トラックターミナル、見たことある方いらっしゃいますか。  ご覧のとおり、屋根がありますね、太陽光の屋根。トラックが荷物を降ろすために、お尻って言うんですか、荷台のほうをターミナルの中に屋根の下に入れるわけですから、屋根の下は吹きさらしのわけです。台風が来れば横なぐりの雨、風が吹けばほこりも入る、そういう状態のトラックターミナルなのに、精密機器もあるでしょうけれども、散水を控えて欲しいと。人間が散水するより、もっと激しい雨がしょっちゅう降るわけであって、こういったことで地域に順次説明していくということは、なかなか困難じゃないかなと思うんです。今回は、やらないというのであれば、しょうがないんですけれども、ただ、今回やめるにしても、是非、状況が変わるかもしれない。  例えば、先方も窓口が変わるでしょうし、もっと何と言うか、地域に貢献しなさいとかというお達しがつくられるかもしれない。そういったことを当然、見込んだ上で、例えば、舎人公園ができてというか、この前のオープンから8年たっているわけですね。10年たてば、当然、千本桜まつりも、それなりのイベントをしなきゃならないでしょうし、また花火を上げられるかどうか、チャレンジして欲しいなという声も上がってくるかもしれない。  ですから、折を見て、何とか水をしっかりまきますから、安全ですからやらせてくださいというようなアプローチをこれからも折を見てしていくべきだと思うんですが、どうですか。 ◎観光交流協会事務局長 まず、馬場委員ご指摘のような町会関係の説明については、ご指摘ありましたとおり、十分、配慮して説明してまいりたいと思います。ご指摘、どうもありがとうございます。  それと、今後のことについて、花火で要望していったらどうかというご意見がありましたけれども、基本、我々どういうイベントをやっていくかというのは花火に限らず、こういうイベントだとか、こういうものをもっと取り入れたほうがいいというご意見は、花火に限らず、どんなことでもご意見があれば、お話は伺わせていただきたいと思います。  ただ、今回、調査の結果、打ち上げは無理という結果でしたので、その結果については、今後もちょっと打ち上げは難しいかなと考えておりますが、花火を含め、こんなイベントがいい、こんなもの取り入れて欲しいというご意見については、広く皆様に耳を傾けていきたいと考えております。 ◎産業経済部長 若干の補足でございますけれども、基本的に私どもも、観光交流協会事務局長が申し上げましたけれども、イベントをやめたいと思っているわけではなくて、どういうふうにしたらできるかという視点から、今回も調査をさせていただきました。  馬場委員ご発言のとおり、状況が変わって、この大学の先生のお話もありますけれども、硫酸、そういったものを使わないような花火が開発されるかもしれないというようなお話もございます。あと、トラックターミナル自体もというようなこともございます。  いろいろな養生をするための経費のことなど、いろいろ様々な点はあるかと思いますけれども、状況は必ず変化することもあるでしょう。ですから、それに対応してまいりたいと考えております。 ◆馬場信男 委員  今回の花火が中止になりそうだという話があったときに、やはり地域の人、何人かに相談というか状況の説明には行ったんですけれども、やっぱり詳しい人がいるもので、いや、それは大丈夫だよと。事前に水をまいて、また、火の粉みたいなのが落ちてきたら、その時点で水をまけば大丈夫だからっていう、この大学教授と同じような、水をまけば問題ないですよという人もいました。まさに、地域の人からすれば、水をまけば大丈夫だと言っている人も結構多いんです。  例えば、例は極端ですけれども、隣の北足立市場では、年に1回、消防団の操法訓練で、がんがん水をまいているんです。だから、水をまく術はポンプもいっぱいあるし、まこうと思えばボランティアでまいてくれる人もいることもいますので、是非、今の産業経済部長のお話のとおり、太陽光パネルに影響の少ないような花火がもしできるのであれば、当然、そのときに、また、改めて考えればいいし、太陽光パネルに影響のないような方法が提案されれば、そのときはそのときで、またしっかりと区民が楽しみにしてきたし、観光交流協会事務局長が、前の答弁にあったとおり、花火が人集めには最も手っ取り早いというか、低コストでにぎわいを創出できて、経済効果があるということは、多くの方はわかっているわけですから、是非、今回これでおしまいということにせずに、良い方法があればチャレンジしていっていただきたいということを要望して終わります。 ◆伊藤のぶゆき 委員  私からも1点、勤労福祉会館指定管理者評価委員会について、教えていただきたいんですけれども。  まず、根本的に60点中、総合評価Bという評価について、ご意見を聞かせていただければと。 ◎産業政策課長 Aと言うんですか、最高評価ではありませんでしたが、努力しているということは認められましたので、中ほどで合格というふうに判断しております。 ◆伊藤のぶゆき 委員  この評価Bというのは、18ページの段階で見ると、下から3番目の評価に当たると思うんです。  この評価の結果を見てくると、様々な状況があるんですけれども、ちょっとわからないのが、指定管理者が例えば、4だとか担当が4だとか出している数字に、3.8、3.5と様々な評価があるんですけれども、これ6ページと7ページの利用者の満足度が評価委員会が7.7、次のページの接客サービスの向上が6.7、これ確か評価の基準が5までですよね。  もう1点、ちょっと気になるのが、苦情要望への対応が評価委員会は3.3、適切な事業の取り組み等とかは3.7の中で、自分たちでも苦情の要望等との対応は3だと言っているわけですね。なのに、利用者の満足度が急に7.7、接客サービスが6.7、これ仮に評価委員会の評価が最高値の5だとすると、もう1個ランクが下がってBマイナスになってしまうと思うんですけれども、そうなってくると評価委員会の評価というのは、私たちはどういうふうに認識すればいいんでしょうか。 ◎産業政策課長 まず、利用者の満足度と接客サービスの向上のところで、係数を2倍しております。  というのは、ここを重視しているという意味でございまして、ここのポイントを高めに見ている、つまり5点満点が10点満点に換算しているということでございまして、そうすると要はそこが低ければ全体の点数が下がるということになりますので、その点で評価をよく見ているということになります。それで利用者の満足度のほうは、3.83を2倍して、7.66を切上げて7.7、もう一つの接客サービス向上は、3.33を2倍して6.66を6.7と換算したものでありまして、そういった考え方の中で点数を評価しているということでございます。 ◆伊藤のぶゆき 委員  何で、ここだけ係数が2倍になっちゃうんですか。 ◎産業政策課長 ここだけなんですけれども、特に利用者の満足度と接客サービスの向上は重要であるという判断の中から、点数を上げております。 ◆伊藤のぶゆき 委員  今の答弁の中だと、今度、そうすると利用者の苦情等に対することに関しても、マイナスポイントも×2にしたほうがよろしいんじゃないですか。 ◎産業政策課長 すみません。これが、総務部の特命・調査担当課が作成した指定管理者制度に関わる基本的な考え方というところに則って、こういった設定をしているとなっております。 ◆伊藤のぶゆき 委員  そういうふうに設定されているなら、しょうがないんですけれども、ちょっとこの評価一覧を見て、私も係数2というのは見落としていたのが申しわけなかったんですけれども、誰が見てもわかりやすい評価の結果にしていただければと思います。これ要望です。 ◆吉田こうじ 委員  何点か質問させていただきます。  まず、次期足立区地域経済活性化基本計画の策定ということで、一番最初にご報告いただいた分なんですが、スケジュールでコンサルティング事業者選定というふうになっています。これ、具体的にどういう形で選定を行われていくのか、ちょっと。 ◎産業政策課長 コンサルティングの内容から決める委員会を立ち上げまして、その中でどんな内容でコンサルティングしてもらうのかということを、まず決めます。  それから、それが決まりまして、各事業者ですか、コンサルタント会社に周知と言うんですか、働き掛けをして、こういったものを出すからどうだい、検討できるかいというような話を流しております。ちょうど今、募集を始めているところでございます。  その募集業者が上がってきたところで、また、コンサルティングの事業を決定する委員会の中で検討していくということでございます。 ◎産業経済部長 若干の補足でございますけれども、一般的に言うと、プロポーザルということでございます。 ◆吉田こうじ 委員  ありがとうございます。大変、よくわかりました。  それで、プロポーザルで決まった後に、その明年の1月から分析ですとかアンケート調査とかというのも始まるんですが、この辺もこの事業者が行っていくという認識でよろしいんでしょうか。 ◎産業政策課長 おっしゃるとおりでございます。 ◆吉田こうじ 委員  そのあと計画案の検討ということで、諮問とかいろいろあるということで書いてあるんですけれども、庁内で検討されるというのは、どの辺の時期になるんでしょうか。 ◎産業政策課長 経済活性化会議に諮問することになりまして、経済活性化会議を今月末に第1回開催していく流れでございます。  その中で、コンサルティング業者が決定しというような流れも説明しながら、やりとりをしていくという流れでございますので、庁内と今おっしゃられましたが、経済活性化会議という民間の方も入った会議の中で検討していくことになります。 ◆吉田こうじ 委員  内容について、その会議の中でということで、要するに何がどうかという話だと、要するにこちらの先ほどのお話の中の環境のほうの基本計画もそうだったんですけれども、やっぱり今回は基本構想・基本計画の中での地域経済活性化の基本計画だと思うので、やはりコンサルティングをされている事業者と、あと庁内の皆さんのほうの思いとで、やっぱり齟齬・相違があっては一番いけないことだと思うので、その辺できちっとその辺の意見が反映される場所が設けられるのかどうかというのが、ちょっと気になったものですから、お聞きしたんですけれども。 ◎産業政策課長 この報告書の中には、経済活性化会議のほうの日程が入っておりませんけれども、この計画案の検討というのが具体的には4月から5月の間で行うんですが、そこにコンサルティング業者と検討した内容を擦り合わせると言うんですか、ぶつけていくというか、それでローリングしていって、良いものに磨いていくということになります。 ◎産業経済部長 若干の補足でございますけれども、基本的に今も産業経済部は、この計画に基づいて事業を進めてございます。  新しく基本構想・基本計画、お願いすることになるわけですけれども、その構想計画策定に当たっても、産業経済部として政策経営部のほうに、こういった形で次回以降はというふうなことをお願いしてございます。  そのこと自体は、もう既に産業経済部の中で、こういったことでやっていきたいよねというような打合せはしてございます。  先ほども申し上げましたけれども、商店街活性化プランですとか、観光基本計画ということも盛り込んでいくということですので、それについては部課長の中で、今、検討も始めているところでございまして、それを最終的に決まりましたコンサルタント事業者に、区としては産業経済部としては、こういう未来を描いていきたいんだけれども、どういうふうな考えがあるかというようなことを聞いていくというのが手順になっていくかというふうに考えてございます。 ◆吉田こうじ 委員  今回、決算特別委員会にも参加させていただいたんですけれども、委員として参加いたしましたけれども、やっぱり全体の足立区の大きなお財布の中で、この地域経済活性化ですとか、産業経済のほうに割り当てられる予算という部分が、やっぱり案外小さいものなんだなという具体的な実感を持ったものですから、となると、やはり少ない予算の中で、どうやって区内の産業を盛り上げていったらいいかというのは、やはり凄く計画って大事になるんじゃないかなというのを考えておりますので、しっかりよろしくお願い申し上げます。  あと、今、伊藤委員のほうからもご指摘がありましたけれども、勤労福祉会館のほうの評価委員会の評価Bという評価が、残念だったのか、このぐらいなのかなというのか、ちょっとわからないんですけれども。  これ具体的に、それぞれについて、こういう改善をしていきます、こういうところは、こういうふうにやっていきますというような、そういうようなものは事業者から出てくるんでしょうか。 ◎産業政策課長 指定評価の結果を伝えまして、5年間、まだ継続していく来年度もやっていくという話を、今年もやっていますけれども、その中で毎月定例で会議を持っておりますので、改善の話、それから改善した結果を報告させるような形をとっております。 ◆吉田こうじ 委員  この運営状況の評価というか、こちらの表の中で、指定管理者の記入欄というのがあるんですけれども、ここに述べてある程度で終わると、また、次回の多分、評価のときにBぐらいの評価になっちゃうのかなと思いますので、やはり、これ具体的にこういう評価を出している、じゃあこの評価に対してどうしていったらいいのかという具体的な、やはり取り組みもお願いしたいと思います。これは要望です。  それから、光の祭典についてなんですが、これJTBコミュニケーションデザインというのは、これは毎回お願いしている業者なんでしょうか。 ◎観光交流協会事務局長 今回の事業者については、プロポーザルで選定させていただいて、JTBに決まりました。 ◆吉田こうじ 委員  ということは、今回初めてということで、よろしいんですね。  これに関しては今回は、前回、テーマ性、話題性が課題として指摘されたのでということで、正直言いますと、私のうちを開けますと見えるんです、何となく。  そのぐらいの地域にいるものですから、やっぱり地域の方のご意見、お話を伺うと、やはり行ってもね、みたいなのが去年辺り何か聞かれたというのは、やはりちょっと飽きられちゃうというか、ファーッという感じは凄く年末ですし、皆さんの盛り上がったというか沸き立つというか、そういう感情の中で、よし行ってみようと行くんですけれども、何か去年と同じ感じだったかなみたいな、そういうような感想が去年、特に多かったものですから、凄く今回ちょっと期待しちゃうんですけれども、この竹ノ塚駅からのシャンパンゴールドのイルミネーションというのは、けやき通りの、これは去年とは違う色になるのでしょうか。 ◎観光交流協会事務局長 昨年までは、白と青の色のイルミネーションを使ったものをけやき通りにつけていました。  今年は、原宿とか、ああいうところで流行っているシャンパンゴールドの色を全面的に使っていきたいと考えております。 ◆吉田こうじ 委員  ちょっとおしゃれな感じになるイメージですね。わかりました。  へんみ委員が、決算でお話ししていたいろいろなアイデアも、いろいろシャボン玉とか、そういうアイデアも出ていましたけれども、私、毎回行って思うのは、もちろん今、こういうスマホとかカメラを持っている方は多いので、必ずお子さんですとか、お友達ですとかで、カメラなんか撮り合う場面が凄く多いので、ああいう光の中でどういうふうに撮ったら、かわいく撮れるとか、きれいに撮れるとかっていうような、そういう提案なんかも是非、広報のほうに載せていただきながら、皆さんを誘導するという形もいいんじゃないかと思ったんですけれども、いかがでしょうか。 ◎観光交流協会事務局長 最近は、スマートフォンでインスタグラムというアプリで、随分、写真が拡散して、話題になったりとかということもありますので、会場内ではフォトスポットみたいなのを何カ所かつくりたいというふうに考えております。 ◆吉田こうじ 委員  是非、いろいろよろしくお願いします。  それからあと、環境部のほうの自然エネルギー利用システムの件なんですが、省エネ家電のほうで9月21日で受付終了といった形になったんですけれども、区民の方の中で洗濯機を新しいのを買いたいんだけれども、洗濯機ってこういう対象になっていないのかと。もし、対象になっていたらあれなので、ちょっと来年度まで待ってみようと思うんだけれどもなんていう声もあったんですけれども。  これ、残念ながら中身を見ると、CO2が基本になっているので、省エネには節水タイプっていう、今、洗濯機も結構出ていると思うんですが、省エネには当たらないという考えになるんでしょうか。 ◎環境政策課長 水そのものもつくるのにかなりCO2を出すというようなことがあるんですが、資源エネルギー庁のほうでやはり客観的に五つ星ということで、一番環境にやさしいというようなことで、お墨付きがついている部分でやらせていただいておりますので、例えば、そういった部分で資源エネルギー庁のほうで客観性を持った評価がされるような機器が出てくれば、その辺については検討の材料になってくるだろうとは思います。 ◆吉田こうじ 委員  わかりました。  節水というのも、やはり省エネという、ちょっとくくりではないかもしれないんですけれども、皆さんにやっぱり訴えているところでもありますので、これは私のほうでも、やはり国とか都のほうに対しても、そういう声を上げていきたいなというふうに思いました。 ◆西の原えみ子 委員  私も何点か質問させていただきます。  まず初めに、次期足立区地域経済活性化基本計画の策定についてということなんですが、この平成21年から平成24年度を、平成28年度まで延長したと。今回、更に1年間、延長するということでやってきているんですが、この延長したことで、どのようなことをやられたんでしょうか。 ◎産業政策課長 平成21年度から平成24年度の分を、平成25年度から平成28年度に4年間、延長したという中身について、どのようなことと申しますと、この計画に基づいて、例えば、庁内でそれぞれの経済の活性化に関わるような事業があるんですけれども、それを更に充実してくださいというような形で、庁内で行う事業についても引き続き見てきているというのが、まず、一つあります。  また、この計画に基づいて、例えば、新しいというか、一つの事業を組もうとしたときに、これに基づいて考え方を持っているということがあります。 ◆西の原えみ子 委員  それをまた1年、平成29年まで延長したということですか。 ◎産業政策課長 今年度で終了するはずだった、で、新しい基本構想・基本計画に基づいた計画に変えていくという流れがよろしかったんですが、今回、基本計画のほうも新しい計画のほうがいろいろな平成21年度に比較して足立区の情勢も、例えば、5大学が揃ったとか、まだ平成21年の頃は、まだ二つが来てなかったとか、それからそういったいろいろなことが変化しておりますので、そういった中で新しい基本計画が、ちょうど今年度末までかかるということがありましたので、そこで擦り合わせと言うんですか、そこに基づいて検討しなきゃいけないだろうということで、1年間の余裕をいただくという考え方です。 ◆西の原えみ子 委員  是非、基本計画も含めての中で、基本構想やっぱり入ってきているので、そことも整合性をとりながらということで良いものにと思っていますが、ここの中で分野別の計画、これが策定されているということで、足立区商店街活性プランと足立区第二次観光基本計画が次期計画に統合されている施策群に盛り込まれるというふうになっておるんですが、共産党としましては、是非ここに建築業界と言いますか、建築業界が入っていないと。この建築業界のことも是非、視野に入れて検討をしてもらいたいと思うんですが、いかがでしょうか。 ◎産業政策課長 おっしゃられるのは、今の私どもが使っている地域活性化基本計画の中に、どうも建築業界のことについて書かれていないんじゃないかというご心配だと思います。  ですから、もちろん今後、時間をかけて1年間、検討させていただきますので、その中では今おっしゃられた意見を参考にさせていただきたいと思います。 ◆西の原えみ子 委員  是非、建築業界の人材育成とかという視点も持って、検討に入れていただきたいというふうに思います。  次に、勤労福祉会館指定管理者評価委員会の結果なんですけれども、ここで私も伊藤委員や吉田委員の質問で、かなりわかったんですが、5ページのところに事業の効果の事業の取り組みというところに、小さい字で事業の企画の自主事業というのが出ているんですが、自主事業というのは何なのでしょうか。 ◎産業政策課長 名称を忘れてしまいまして申しわけございませんが、ご家族、若いファミリー世帯を集めたイベントなどを実施したり、それからその利用者の団体を集めたイベントを実施したり、そういったことを自主事業としてやっていただいております。 ◆西の原えみ子 委員  わかりました。その評価のあれなんですね。  是非、いろいろな改善のこととかも、この評価によって出されていたので、それも加味していただいて、本当に努力していただきたいなというふうには思っています。  次に、舎人公園の春の花火の打ち上げ可否の検証結果のところなんですが、実は、当該議員というか、地元の議員のほうから是非聞いていただきたいということで言われていたんですけれども、いろいろなこういう結果を聞いた中で打ち上げは無理だと、そういう判断をされたんですが、うちの当該議員の中では、場所のことがそこの場所ではなくて、舎人公園なら十分なスペースがあるから、少し離れた場所、舎人公園芝生広場というほうがあるんですけれども、ここに場所を移動するということでは、どうなのかということなんですが。 ◎観光交流協会事務局長 多分、ソリゲレンデでの辺りを想定されてのご提案だったと思います。  まず、そこで打ち上げた場合、一番何が問題かと言いますと、花火を打ち上げた場合、ガラって言うんですか、花火のごみが大量に出ます。それが、そのまま池に落ちてしまいます。  先ほどの説明でありましたが、当然、花火の残滓には硫酸とかも含まれていますので、当然、池への影響はかなり大きいと。生き物も死んでしまう可能性もあるということが、まず考えられます。  それと、打ち上げ地点のそばに、オーナー桜がありまして、孫の誕生を家族みんなでお祝いするというような願い事も、その辺りには確かあったかと記憶しております。そういった桜を傷付けるということも、やはり我々としてできないと。  それと、民家まで200mの距離にあります。そういった意味では、ちょっと条件的には厳しいかなというふうに、事務局、考えております。 ◆西の原えみ子 委員  いろいろ提案して、これでということで検討していただいていることは、本当にいいんですけれども、やっぱり私たちもやってもらいたいというのは、区民の声がやっぱりやめないで欲しいということで、たくさん来ているんですね。  それで、もちろん他のイベントもということもあるんですが、先ほど他の委員からもたくさん出ていましたけれども、復活も検討しながら今後も是非、進めて欲しいというのは要望したいと思います。  もう一つ最後になんですけれども、環境のほうで第三次足立区環境基本計画策定の進捗状況のところで、この分厚いものを説明されたんですけれども、この中でもちろん、これは環境審議会のほうに委ねますけれども、ちょっとここで食品のロスを減らすという取り組みのことについて、お聞きしたいと思います。  足立区、食品リサイクル法が2000年に制定されて、生ごみの減量化や発生抑制を第一にしました。2007年には、法が改正されて、全体として減量化が進んでいるんだけれども、外食産業とか小売業の発生抑制が進んでいないという状況が明らかになったというとこで、農水省が調査したら、食品残渣の8割が外食産業だったということもあります。  こういう中で、検討していく中で、食品リサイクル法に基づく新たな基本方針、これが出されているんですけれども、こういう中で足立区から出されるごみのことなんです。足立で出されるごみ、区内で収集されたごみ、区内事業者から清掃工場に持込んでいる燃やすごみは、どれぐらいあるんでしょうか。 ◎ごみ減量推進課長 足立区内の事業者から、清掃工場に持込まれたごみは、平成27年度で言うと、4万2,267tでございます。 ◆西の原えみ子 委員  その家庭内ごみ、それと事業系ごみ、それは幾つぐらいになるんでしょうか。 ◎ごみ減量推進課長 恐らくというか、集積所に出された燃やすごみは、平成27年度で13万1,000tになっております。  それと、あと事業者が持込んだ、先ほど答弁をした4万2,000tが工場に持込まれております。 ◆西の原えみ子 委員  わかりました。  そのごみの中で、生ごみというか持ち込まれた中で、調査と言いますか内容、それはどうなっていますか。
    ◎ごみ減量推進課長 集積所に出されたごみについては、毎年、調査をさせていただいております。  なので、その13万1,000tのごみにつきましては、計算上というか、何点か調査をした結果、使っていない食品は4%、後は食べ残し残渣が28%、いわゆる資源になる紙が13.5%、主なところではそのような内訳になってございます。 ◆西の原えみ子 委員  そうすると、全く使っていないものが4%で、残渣がやっぱり多いということなんですが、この残渣をなくすためっていうのでは、どのような取り組みというか、考えられていますでしょうか。 ◎ごみ減量推進課長 まだまだこれからでございますけれども、本会議の答弁でもさせていただいたとおり、区民の皆様、そして事業者の皆様に、食べ物を捨てない、そんな取り組みを啓発するようなチラシをまずはつくって、啓発して周知してお願いをしていきたいと考えてございます。 ◆西の原えみ子 委員  やっぱり食べられる量だとか、そういうお店に小さな事業者、食堂などでも、これだけしか食べられませんからみたいな、そういうこともちゃんと言えるような形で進めて欲しいなというのも思うんですけれども、こういう中で首都圏9都県市では、食べきりプロジェクトというのも、今、進んでいて、そういうところとも是非、連携をして、やっていただければと思いますが、いかがでしょうか。 ◎ごみ減量推進課長 西の原委員おっしゃったとおり、本当に足立区だけではなくて連携をしていく、自治体、あとは事業者と連携をしていくのが大事でございます。今、まさに、東京都、あと都内の全ての自治体と一歩進んだ施策ができないかということで、会議の場を持っておりまして、私も23区の代表として委員で入っていますので、しっかりと提案をして一歩進んだことをやっていきたいと考えてございます。 ◆西の原えみ子 委員  提案と言いますか、なんですけれども、フードドライブですか、あのところでも区としてもベジタベ協力店みたいな形で、参加をしていたところがあると思うんです。  そういう中で、例えば、うちはフードドライブやっていますよというような、そういうこともシールなどでやって協力をしていくというような形で、そういう小さい事業者、食堂などにも推進をしていく、そういうようなことをやっていただく、例えば、シールを貼ってやっていますよみたいなことは検討していただけるかななんて思いますが、いかがですか。 ◎ごみ減量推進課長 今回、視察で行かれます松本市なにかも、例えば、食品ロスに取り組んでいる事業者を認定するような制度もございます。  今、西の原委員からもご提案もありましたが、事業者に働き掛け、そして事業者とともにやっていくのは本当に重要だと考えてございますので、他の自治体の例も参考にしながら、検討させていただきたいと思っております。 ◆へんみ圭二 委員  まず、勤労福祉会館のことについてで、この指定管理というものを入れていますよというのが、そもそも区民の立場からすると、あまり見えてきていないという話を以前もさせていただいたんですが、その点については今は、例えば、どのような改善をされたのかというのはありますか。 ◎産業政策課長 区民の視点からわかりにくい、見えてないということですね。  利用者に対して、窓口業務が主になりますけれども、適切に対応するのは当然なんですけれども、例えば、朝9時から開館だよというときにも、少し8時半から開けられたら開けて、中で待っていただくような少しそういった、お客様を迎えるサービスというところを重視して欲しいというようなことは伝えてあります。 ◆へんみ圭二 委員  ごめんなさい。僕の聞き方が悪かったと思うんですけれども、指定管理の会社が勤労福祉会館を管理しているんですよということが、区民からするとわかっていない。区がやっているというふうに、区民からすると思ってしまうので、指定管理の民間の方々が管理をしているんですよということが見えてきていないんじゃないかということを以前にお話しさせていただいて、例えば、具体的にどういうことかと言うと、勤労福祉会館ホームページもいろいろなサービス、利用状況を確認できたりするわけですけれども、そのホームページにも勤労福祉会館、どこが指定管理でやっていますよというのは書かれていないから、そういうものはしっかりやるべきじゃないかというお話をしたんですけれども、それがいまだに一切出ていない。その辺りについて、お聞きしたいんですけれども。 ◎産業政策課長 大変失礼いたしました。私のほうでちょっと認識をしておりませんでしたので、今、おっしゃられたこと、もう一度、確認させていただきます。 ◆へんみ圭二 委員  他の指定管理を入れている施設でもそうなんですけれども、そういう指定管理を受けている会社が管理をしているんですよということをしっかり出していかないと、それは指定管理を受けている会社にも緊張感が出てこないという部分もあるでしょうし、区民からしても、どこが何をやっているのかわからないという不透明な状況に見えてきますから、そういう辺りをしっかり改善していかなくてはいけないんじゃないかなと思います。  この勤労福祉会館は、僕も近いですから、よく利用させていただいて、窓口対応もにこやかにいつもやっていただくなとは思っているんですけれども、先日、地域の方々が地域で眠っている絵本というものを、この勤労福祉会館で図書の窓口をやっているんだから、この眠っている絵本を子どもたちに見てもらえるような、そういう方向を何かできないかというお話があったかと思います。  勤労福祉会館のほうに区のほうから問合せてみたところ、スペースがないということで断られてしまったということなんですけれども、ただ、そんなに大きな本棚を置くというわけではなくて、本当にラックの一棚を置いて、綾瀬の子どもたちに見せてあげることはできないかというような話だったわけですから、スペース、そんなに必要じゃないと思うんです。そういうスペースというのは、つくろうと思えばつくれるわけで、スペースがないからできないというような、そういうことというのは、これからの協創というものをやっていく上でも、地域の皆さんと一緒に、じゃあ、子どもたちに何ができるのかということをやっていくというのが足立区の今後の方向性なんじゃないかというふうに思うんです。  特に、エリアデザインのほうでも、綾瀬の地域の子どもたちが、本と親しめる場所をということで、今、議論をしているわけですから、そういうことについてしっかりやっていただきたいなというふうに思うんですが、いかがでしょうか。 ◎産業政策課長 確かに、おっしゃるとおりで、絵本のスペースがないということで、事業者からはちょっと対応できないというお話をいただいておりました。私どもも、何とかならないのかということで、再三、協議したところなんですが、残念ながら受けられないということで、断られている状況です。  確かに、私も綾瀬に住んでおりますので、東和センターまで行かないと図書館がないという現状が確かにありまして、以前には地元で集めた本を見せていただけるような場所も、確かあったと聞いていますので、要望が高いというのは十分、理解しております。  ですから、機会があれば確かに、勤労福祉会館以外にも何か場所があればということは、常々頭に入れているつもりでおりますので、今回は申しわけございませんでしたが、何とか対応できるように考えたいと思っております。 ◆へんみ圭二 委員  来週、エリアデザイン調査特別委員会もありますし、僕もその委員ですので、またそこでこの話もさせていただきたいと思いますから、是非、その点について区としても子どもたちが本に触れられる場所づくりということで、どういう方向性をつくっていくのかというのを、また来週お聞きしたいなと思いますので、検討というか、話を詰めていただきたいなと思います。  それから、光の祭典についてなんですけれども、以前から民間の活力を入れていくべきじゃないかというお話をさせていただいてきた中で、今回初めてJTBでプロポーザルで決まったと。非常に僕としては期待をするところなんですが、どうでしょう、今の現段階で、去年までに比べて大きく変わったと期待をして大丈夫でしょうか。 ◎観光交流協会事務局長 去年とは、印象は随分違うかなというふうに私は思っています。ここが話題性でポイントだというところを申し上げたいんですが、ちょっとそれはもう少し待っていただければというように思っております。 ◆へんみ圭二 委員  今のお話を聞いていて、余計楽しみになりましたので、わくわくしながら待っていたいなと思います。  イルミネーションサンアヤセが連携イベントで、これもずっと行われてきているわけですけれども、なかなかイルミネーションサンアヤセのほうも新しい取り組みというのが、ちょっと停滞してきているかなという部分もあって、その点については今回はどうなんでしょう。 ◎産業振興課長 商店街のほうと、今、打合せをさせていただいておりますが、そもそも千代田線に乗っている方に降りていただいて、綾瀬を見ていただくというようなコンセプトも必要じゃないかとか、新しい今までどおり木を飾るというだけではなく、そういう区外の方に降りていただくような試みができないかというところも含めて、今、検討を深めていただいているところでございます。 ◆へんみ圭二 委員  イルミネーションサンアヤセでも、例えば、いろいろな屋台のようなフードを出してというような、年々新しい取り組みをやられているというふうに思いますので、是非、綾瀬の活性化につながるような形で、そちらもまた期待をさせていただきたいなと思います。  やっぱり、こういうことはあまり言いたくないんですけれども、観光ネットのホームページでも、光の祭典についても日付が決まっても、やっぱり日付が書かれていない。決算特別委員会の中で、A-Festaの日付が去年のままはおかしいでしょうというお話をさせていただいて、それが10月中旬というふうに変わっているというのは、きょう、朝も確認したんですけれども、日付を他のイベントでもしっかり全部入れるというのは、そんなに難しいことなんですか。 ◎観光交流協会事務局長 へんみ委員ご指摘のページのところは、データベース的に年間行事をわかりやすく表記したもので、毎回、毎回、基本、日にちを変えるという想定をしていないページになります。  具体的な大きなイベントの概要だとか日にちについて、特集ページを設けておりますので、そちらでご案内できればということで、今のホームページのほうはなっております。 ◆へんみ圭二 委員  何で、こういうことをいちいち細かいことなのに言うのかと言うと、例えば今月、郷土芸能大会がありますけれども、それも10月下旬という記載のされ方で、僕もおはやしをやっていますから、その決まっているイベントに向けて、みんな一生懸命、練習するんです。子どもたちなんかも出ますから、子どもたちと一緒に、そこのイベントに向けて一生懸命、練習をして、一人でも多くの方に見てもらいたいという気持ちでやっている中で、例えば、足立の花火や、A-Festaだったら特集ページで宣伝してもらえるからいいですけれども、こういうイベントというのも、それぞれ関わっている人たちの気持ちというものが非常に入っているイベントですから、それがあんまりしっかりと日付すら入れてもらえないでというのは、寂しいと思うんです。  ものづくり展にしても12月にありますけれども、そのものづくり展に向けても区内事業者の皆さんが、そこに向けて一生懸命、準備している中で日付を入れるというのが、そんなに大変な話じゃない。  ただ、そういう準備をしている方々からすれば、見たときに、日付すら入っていないじゃないかというのは、実際に僕は過去に言われたことがありまして、そういうイベントに関わっている方々の気持ちというものを大事にする観光行政であって欲しいというふうに思って、こういう質問もずっとしているわけなんですが、その点についていかがですか。 ◎観光交流協会事務局長 へんみ委員ご指摘のような日にちが入っていないことについては、これまで我々、まちの情報を積極的に集めてこなかったのが原因だというふうに考えております。  今回、決算特別委員会でも申し上げましたが、ホームページのリニューアルの中では、そういったまちの情報を極力というか、できる限り我々拾おうと思っています。  まちのイベント情報、具体的にご指摘のあった、11月20何日に何をやっている、そういうものを区民事務所を通じてだとか、地域学習センターを通じて、若しくは自分らでどこかお願いして、まちの情報を拾って具体的な日にちを入れて、ホームページ上でカレンダーみたいな、こう入れて、ここを押すと区内のイベントが出てくるみたいな形で、できる限り日にちを載せてあげたいというふうには考えております。 ◆へんみ圭二 委員  是非、そのリニューアルが11月末ですか、そのリニューアルまでの間にも、今のところは直せるところは直していただきたいなということと、それから協会の会長がいらっしゃいますので、全庁挙げて、こういうイベントをやるから観光交流協会のほうで出してよというふうに全庁的に、そういう仕組みづくりをまず、やっていってということを進める中で、今週のお勧めイベントは、これですというような、そういう案内ができるんじゃないかなと思うんですが、全庁的な対応という点については、いかがですか。 ◎副区長 庁内で、共通した認識という中では、確かイベント君という、そこの中に、それぞれの所属から、こういう行事があるって決まると、そこに入れると、ホームページじゃないな、そういうのがありまして、それをうまくリンクできるような形ができるか、できないか、それによって場合によっては、そこに入ったデータを全て捉えられる側の、どこでもできるようになっていますので、それとのリンクができるか、できないかちょっと検討したいと思います。 ◆へんみ圭二 委員  観光のことについては、また、報告事項とちょっと変わってきちゃうので、あともう1個観光のことでお聞きしたい、観光というかイベントのことでお聞きしたいことがあるので、それは、その他でまた1点だけやらせていただきたいと思うんですが。  それから、省エネ、自然エネルギー利用システムの設置補助の件で、太陽光システムの設置費というのが、やはり売電価格が2009年から比べると、だいぶ下がっている、確か15円ぐらいは住宅用だと下がってしまっているような気がするんですけれども、そういう状況だとなかなかこれから伸びてこないという中で、来年度の予算編成に向けて、この件数自体を見直していかなくちゃいけないんじゃないかなと思うんですが、その点の検討状況は、今はどうなっているんでしょうか。 ◎環境政策課長 太陽光発電システムの設置費の補助の来年度に向けた検討でございますが、今、へんみ委員ご発言のとおり、ここ数年、やはりFITの買取り価格がだいぶ落ちてきたというのが大きな原因だろうとは思うんですが、設置が伸びないというような状況があります。  当然、そういった過去の実績等を踏まえて、来年度の補助金、補助体系の見直しをしていかなきゃいけないというふうには考えているところでございます。 ◆へんみ圭二 委員  先ほど、例えば、洗濯機のような節水はどうなのというお話があって、僕もちょっと前に環境政策課長にそんなようなお話をさせていただいたんですが、資源エネルギー庁で決めたものじゃないとというのは、その資源エネルギー庁からの国庫補助のようなものが出ていてやっているからということなのか、それともそういう基準があるから、区としてはその決まりでやっているということであれば、区として独自の基準を設けてそういうようなことというのはできないのかなと、その点をお聞きしたいんですけれども。 ◎環境政策課長 先ほど申しました、資源エネルギー庁については、トップランナー制度というような形で、省エネの家電を星の一つから五つまでを付けてやって、その中でやはり客観性を持った、別に資源エネルギー庁がやっているからということではなくて客観性を持って、やはり省エネなり、省CO2の判断をしていかないと、なかなか補助金ですから税金を使っておりますので、説明がつきにくいのかなと。  その部分を区が独自に基準をつくるというのは、なかなか難しいので、そういった外部のきちんとした団体が評価した評価制度を使って、現在は補助制度を成り立たせているというような状況でございます。 ◆へんみ圭二 委員  調べると、松山市のほうで、やはり洗濯機とか、それから食器洗い機、食洗機をその節水機器の補助ということでやられているということで、特に今年の夏は水不足で節水というのを大々的に呼び掛けたりもしていましたから、これからは節水対策というものも、こういう省エネの中に入れていくという方向性は、僕もやっていくべきじゃないかなと思うんですが、その点についてお願いします。 ◎環境政策課長 先ほども、ちょっと触れましたけれども、水をつくるのにエネルギーをかなり使っていまして、それを減らすことでCO2が減るという部分でございますので。  ただ、その節水がどのぐらいになれば補助金の対象にするかというような基準をどこでつくるかというのは、なかなか難しいだろうとは思いますが、節水も当然やっていかなきゃいけない部分ですので、一つ検討の中には入れていきたいと思います。 ○小泉ひろし 委員長  他に質疑ございますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○小泉ひろし 委員長  次に、5、その他に移ります。その他の質疑ございますか。 ◆へんみ圭二 委員  先ほどの続きで、観光と言いますか、ものづくり展のことについてなんですけれども、ものづくり展がやはり毎年、庁舎ホールでやる中で、区の職員の皆さんのお昼休みと、終わった時間帯ぐらいしか人がいなくて、それ以外の時間帯は閑散としているという状況を何とかすべきじゃないかなというお話を、去年させていただきました。  例えば、1階のロビーのところでやったりなんていうことも考えられないんですかというお話をさせていただいたんですが、今年については庁舎ホールですか。 ◎産業振興課長 ものづくり展につきましては、新しいお客様を呼び込みたいなというのがありまして、実は冬花の品評会というのがございまして、そちらには一定程度のお客様が花を求めてお見えになります。この16、17日に、ぶつけてみようかなということで、庁舎のアトリウムについては、農業のほうのそういったものをやらせていただいて、新しい方にものづくり展にお越しいただけないかという取り組みを、今年ちょっとチャレンジしてみたいということで検討しております。 ◆へんみ圭二 委員  非常にすばらしい取り組みだなと思います。  先日、危機管理室ですか、行ったときに、ビュー坊が廊下で何だか寂しげな感じで並んでいまして、ああいう形で誰の目にも触れないところに置いてあるのであれば、そもそも庁舎ホールに置いたりすればいいんじゃないかなんていうことを思ったんですが、そのビュー坊も使っていないで、ああいう状態であるのであれば、例えば、庁舎ホールでイベントをやっているときにビュー坊に出てきてもらってチラシを配って、是非、来てくださいというような、そういう案内の仕方をして、どんどん人を呼び込む努力というのを1階の戸籍で待っている人たちに向けてもやってもいいでしょうし、何か仕掛けをできないかなと思うんですが、そういう点についてはいかがでしょう。 ◎産業振興課長 私も、数々のイベントをやらせていただいております。必要に応じて場面、場面で切替えが必要かと思っておりますので、もちろんいろいろ検討する材料の一つだと思っておりますが、今年については先ほど言いましたように、農業とドッキングさせるというところで、一つ検証させていただきたいと思っております。 ◆へんみ圭二 委員  本当に、お昼休みと終わった後以外は、僕が行くと事業者の皆さんが暇そうにされているのが気の毒で、何とかできないかなというのは、ずっと前から思っていることなので、是非、その状況が改善されるように精一杯、努力をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ◎産業振興課長 しつこい答弁で申しわけないですけれども、庁舎ホールに続く階段のところにも、花を飾れないかとか、そういったことも今、検討しておりますので、今年については頑張らせていただきたいと思っております。 ○小泉ひろし 委員長  他に質疑ございますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○小泉ひろし 委員長  以上をもちまして、産業環境委員会を閉会いたします。       午前11時25分閉会...